「別れさせ屋の成功率は?」の質問に、別れさせ屋の社長が思うこと
「別れさせ屋の成功率は?」と質問を頂くことがあります。
あります。と言いますか、約50%の相談者は疑問に思って質問されています。ただ、この質問に対してですね。私が思うのは「次元の低い質問」だと思いますよ。視点が違いすぎるので、それだと良い業者に巡り合えるのだろうか…とすごく疑問に感じています。
先ず、成功率に対しての質問をしたとしまょう。
その答えとしては何%と言う数字で業者は応えるのでしょうか?数字で出したとしたら、その数字になった根拠って考えていませんよね。例えば100件の依頼を請けて、85件が成功したら成功率は85%となりますが、100件の依頼を請けたのか?その裏付けまで確認しないと実態のない数字と言えます。どうでしょう。答えだけを聞いて納得される方も居るので、私は「次元が低い質問」と言うのです。
100件の依頼を請けた。別れさせ屋の契約って1件が100万円~500万円の高額な契約ですよね。100万円が10件で1000万円、100件で1億円の売上になるのですが、その規模の事業体なのか?この部分が着眼点にならないといけませんよね。月間1000万円~3000万円の売上を出せるのに、事務所・オフィスが小さい?人の気配がない?会うときはいつも喫茶店…アレ?こう感じないといけないのに、「成功率は○○%ですよ」の言葉だけで先行してしまう。業者のレベルも低ければ、消費者(依頼者)の意識も低いので、悪徳と言われる業者でも生き残れるのですよ。一般的に考えるとわかる事ですが、恋愛に悩む・苦しむとその判断すら見失ってしまう。これが恋愛においても「着眼点」の違いとして、恋人の心が読めない原因となってしまうのです。
● 数字に関係した着眼点
別れさせ屋を検討するには「数字」って色々関係してきますよね。これらを質問する際は、裏付けが出せるのであれば確認してくださいね。①~⑦の中には出せる・出せないがありますので、業者とのコミュニケーションの中で確認にしましょう。
以下の通りです。
↓
① 依頼料金
② 成功率
③ スタッフ数
④ 創業年数
⑤ 相談件数
⑥ 作業の予測期間
⑦ 経費含むor経費込み、など
● 成功率に対する大切な着眼点とは
私が思うのは「成功率」ではなく、「成功させられる組織なのか」だと思います。数字で言うのは簡単じゃないですか。大切なのは組織力・スタッフの質が大きいので、事務所の規模や経営者らの考え方。その考え方からスタッフの育成をどうやっているのか?これを考えずに「成功できる組織なのか?」は見えてこないと思います。ご自身の依頼を任せるのですから、適当な数字を信用するのではなくて「実際に成功させられるの?」を考えましょう。
予算もそうですね。
安くしたいのは依頼者が誰でも思うことですが、安くする安価に抑える。これは業者の利益が薄くなるので組織力の維持(スタッフの育成や雇用)に影響が出ます。1件の相談、1件の依頼としてみるのではなく総合的に大きく考えてみましょう。山を見るなら?木を見て、根を見ることで山の構造が見えてきます。逆に言うと「根」を知ることで山としての全体像も見えてくるのではないでしょうか。