なぜ浮気するのか?
人によって浮気って「どこからが浮気」が違いますよね。既婚者だと不貞行為・貞操義務違反など。線引きがあるのですが、未婚・恋人だと浮気はグレーな部分があると思います。これをどう考えるのか?その部分によっては浮気を助長している関係がありますので、私は統計データを見ながら日々研究しています。
(統計とは、1999年からの相談内容をデータ化)
私が思うにはですよ。「浮気」と言うのは、デートなどの行動した結果を指すものではないと思います。その意識が発生した時点で「気持ちが浮ついた」と考えています。
例えの事例ですが、彼が彼女と彼女の友人(Aさん)と3人で御飯に行ったとしましょう。
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・Aさんってかわいいなぁ
・彼氏は居るのかな?
・連絡先を交換したら、彼女に言うだろうなぁ
・言わないならLINE交換したいんだけどなぁ
・ご飯に誘ってみようかな
・ご飯に行くってお互いが内緒の行動だから手を繋いでもいいよな
・手を繋ぐってことはホテルにも行けるかも
・ホテルに行ったら、その関係を続けてみようかな
こんな感じで想像していくと思います。
では、浮気というのはどの部分ですか?は、「彼女に言うだろうなぁ」の時点です。これを思う時点で裏切りを確定してますので実行する・実行しないは自己保全の担保だけですよね。
バレなければ…デートしたい。
バレなければ…ホテルに行きたい。
これを彼女さんが「連絡先くらい交換したら」ってタイプだと…浮気の行動を助長していると考えます。友人だからって安心しすぎた接し方が彼の自尊心を狂わせています。その意味では、浮気を手助けしている優しさと言えます。
● 別れさせ屋に寄せられる実話
友人との浮気関係による「別れさせたい・別れたい」の相談って多いんですよ。大人だと寝とった!の表現になるのですが、大学生・社会人3年未満だと、友人関係から発展した浮気トラブルを多く頂いています。30歳~40歳になるとですね。子供の学校関係・習い事で知り合った父兄らが不倫関係に進むケースが増えてくるんです。こちらのケースでは「子供」と言う繋がりがありますので、最初は双方が割り切った付き合いをしています。
ですが徐々に依存が強くなりますからね。
嫉妬や束縛から「別れたい」と片方が告げると、「別れるなら関係を知らせる」と恐喝してしまう。その言葉を恐怖を感じるのて嫌々だけど関係を継続する。非常に多いトラブルだと思います。だけど実際には「知らせる」と言う人の約90%は家族最優先なので、自分の家族を壊す行動はできません。怖がらせて言う事を聞かせるだけ。自分にとって都合の良い関係を継続したいので、「知らせる」を利用しているのです。
● 浮気は治るのか?
浮気って病気ではありませんので、「治る」と言う表現ではありませんが、生活環境が同じであれば治らない。それは断言できますよ。人が浮気する3原則に「時間・健康・お金」があります。この2つが揃うと浮気するのですが、お金がないとホテルにも行けませんね。だけど相手がお金を負担するなら…ホテルには行けます。健康は体調が悪いとデートも出来ませんので、時間が余っていても浮気はできない。
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浮気というのは「制御」によりコントロールできます。自制心ですね。家族を失う、妻に申し訳ない、子供に会わす顔がない。と自制する環境があれば制御できます。これを1回でも乗り越えると…1回も2回も、6ヵ月・1年や5年の不倫も感覚的には同じなんです。よって浮気を治すには「自制心」を育てる事が重要だと思いますよ。