冬の嵐で暴風雪・大雪の予報です
明日は日本海側から関西の平野部にも雪の予報です。
大阪は1年通して雪が降りませんから、市内にお住まいの方はスタッドレスを履かないのが通例です。弊社も山間部・日本海側での作業があれば冬用タイヤを調査車両の一部には履かせるのですが、大阪市内~神戸・奈良・京都・和歌山での作業では夏用タイヤのままとなります。なので、雪が降りますと大阪市内では高い確率でスリップ事故・渋滞が発生しますので、雪国の方にすれば「これだけの雪で?」と不思議に思うのではないでしょうか。
私は9歳まで九州でしたからね。
「雪」が積もっているのを見てのは、中学校の修学旅行で長野県(白馬)に行った時が初めてでしたよ。あの光景はビックリしました。ですが、修学旅行も資金難だったのでしょうか。スキー場に行ってリフトで上に上がったものの、スキーすることはなく緩い坂をビニール袋で滑った記憶があります。あの頃は子供が多かったので1学年が40人~50人、12クラスもあったので500人程度が移動するとなれば、”大移動”ですから先生も、予算も大変だったのだと思います。
さて、別れさせ作業においての「積雪」はどうなのか?
大阪市内~関西エリアの場合は、原則として雪が降る・積もると作業延期として冬型が緩むのを待ちます。2日~4日で緩みますから、それを待ってから再度の予定組みとさせて頂くことが多いです。この悪天候を利用した「接触」も以前はしていたのですが、スタッフの怪我・体調管理や事故防止から原則は積雪になると延期の判断が多いです。
● 雪の思い出
1999年の創業から、2021年の現在まで22年間も「別れさせ屋」を経営しているのですが、その中で「雪」は色々な経験・思い出がありますね。
① 新百合ヶ丘(神奈川県)
創業当初の頃ですが、人生で初めて買ったベンツが560SELだったのですが、その車で大阪から神奈川まで行ったのです、その翌日は大雪予報があり道路は凍結・積雪になっていました。私は雪の経験がなかったので知識も浅くタイヤを夏用のままでしたので、駐車場から出ようとした際にスリップ、そのまま壁にコツン。これが人生初の自損事故でした。
② 名古屋支社
2003年に名古屋支社を作ったのですが、その準備中に雪が降りまして手の感覚がないまま荷物の搬入をしたことを鮮明に覚えています。愛知県って意外と雪が降りますし積もります。大阪で降ってなくても名古屋は降ったり積もることがあるのです。
③ 島根県松江市
近年のことですが、鳥取県米子市~島根県松江市にかけて作業をさせて頂いてました。時期も雪が降る1月~2月でしたので、スタッフと大阪から向かう際にスタッドレスに履き替えて準備していた記憶があります。米子道を抜ける際に大雪となり通行止めになるかも…の状況で恐々と走らせていたのが印象的でした。鳥取や島根は夏に行くのも良いですが、自然を感じる冬に訪れるのも観光目的ではお薦めです。私も大好きなエリアです。
④ 三重県某所
深夜に行動する対象者を調べるので、21時~27時(3時)まで張込みする作業を行いました。張込み場所は限られていて、唯一あったのが「墓地の横」です。そんなお墓が並んでいる真っ暗な場所で待機していると、雪が降りだして1時間もしない間に5cmほどの積雪となりました。近くには住宅地があり目立つのでエンジンを掛けられず、寒いのでトイレも近いのですが…極寒の車内でブルブル震えながら張込みをしてましたね。深夜1時頃に対象者が動いて、コンビニ駐車場で浮気相手と待ち合わせしていたのを確認した際は「やっと見つけた!」と安堵とる同時に、その浮気相手の自宅特定まで約40分の車尾行があったので寒さ・トイレとの闘いでした。
こうやって私も現場に行くことがありますので解るのですが、接触スタッフも大変ですが、調査スタッフの頑張りが「別れさせ作業」の軸なので、冬の寒さ・夏の暑さと対面しているのは心から感謝です。